特殊清掃とハウスクリーニングの違いについて

特殊清掃とハウスクリーニングは、どちらも掃除を仕事とする業種ですが、その目的や作業内容には大きな違いがあります。

ハウスクリーニング

ハウスクリーニングは、
汚部屋等による汚れ(生活汚れ)人それぞれの汚れ具合はありますが、日常生活に対しての汚れを清掃する。主な作業内容は、以下のとおりです。

  • エアコン、浴室、トイレ、キッチンなどの水回り
  • 床、壁、天井などの壁面
  • 家具、電化製品などの家具

ハウスクリーニングは、一般的な掃除道具や洗剤を使用して、汚れを落とすのが主な目的です。そのため、作業時間は比較的短く、費用も抑えることができます。

特殊清掃

特殊清掃とは、孤独死や事故、事件、災害などの現場で、一般的な掃除では対応できない汚れや臭いの除去を行う業種です。主な作業内容は、以下のとおりです。

  • 遺体や血液などの体液の除去
  • 腐敗臭やタバコ臭などの悪臭の消臭
  • 害虫の駆除
  • 原状回復
    [特殊清掃は、孤独死・糞尿等による汚れ等を清掃する]

特殊清掃は、一般的な掃除では除去できない汚れや臭いを除去するため、専門的な技術や知識が必要です。また、作業には時間と費用がかかるため、ハウスクリーニングよりも高額になる場合が多いです。

特殊清掃とハウスクリーニングの違い

特殊清掃とハウスクリーニングの違いは、以下の表にまとめました。

項目 特殊清掃 ハウスクリーニング
目的 一般的な掃除では対応できない汚れや臭いの除去 一般的な汚れの落とし、原状回復
作業内容 遺体や血液などの体液の除去、腐敗臭やタバコ臭などの悪臭の消臭、害虫の駆除、原状回復 エアコン、浴室、トイレ、キッチンなどの水回り、床、壁、天井などの壁面、家具、電化製品などの家具
使用道具 専門的な道具や洗剤 一般的な掃除道具や洗剤
作業時間 一般的な掃除よりも長い 一般的な掃除よりも短い
費用 一般的な掃除よりも高額 一般的な掃除よりも安価

 

特殊清掃の必要性

特殊清掃は、以下の場合に必要となります。

  • 孤独死の現場
  • 事件や事故の現場
  • 火災や水害の現場

孤独死の現場では、遺体や血液などの体液が残り、腐敗臭が発生します。また、害虫が発生する可能性もあります。これらの汚れや臭いを放置しておくと、衛生面や安全面で問題が生じるだけでなく、近隣住民への迷惑にもなります。

事件や事故の現場では、血液や体液、遺物などの汚れが残ります。また、凶器や証拠物などの遺留品がある場合もあります。これらの汚れや遺留品を適切に処理しないと、捜査の妨げになる可能性があります。

火災や水害の現場では、灰や泥、汚水などが付着します。また、害虫が発生する可能性もあります。これらの汚れや臭いを放置しておくと、衛生面や安全面で問題が生じるだけでなく、建物の損傷を悪化させる可能性があります。

特殊清掃は、これらの現場を原状回復し、衛生面や安全面を保つために必要な作業です。

特殊清掃の依頼先

特殊清掃は、一般の清掃業者ではなく、特殊清掃の専門業者に依頼するのが一般的です。特殊清掃の専門業者は、遺体や血液などの体液の除去や腐敗臭の消臭などの技術や知識を有しており、安全に作業を進めることができます。

特殊清掃の費用は、現場の状況や作業内容によって大きく異なります。また、遺品整理や解体工事などのオプションを追加した場合は、さらに費用がかかります。

特殊清掃が必要になった場合は、複数の業者に見積もりを取るなどして、費用や対応内容を比較検討することが大切です。

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